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ゴールデンファイターズが体現する近未来の価値観

転職支援のツギナニスルを運営する株式会社イコールワンは、アメフトXリーグ関西地区のゴールデンファイターズと、協業型のスポンサー契約を交わしました。ペンタオーシャンパイレーツに続き2チーム目、西地区のチームでは初の契約締結となります。

今年から運営チームに自ら名乗りをあげた主務の渡辺さんに、これからのチームのビジョンを話して頂きました。

渡辺剛志 (34) 選手兼主務 青山学院大学卒 2児の父 佼成中学でフットボールを始め現在に至る。アサヒ飲料でプレー後、結婚を機にゴールデンファイターズに移籍。大手自動車メーカーに勤務。

土曜日は練習をしない

安田「早速ですが、読者の皆様にチームについて教えてください。どんなチームなんでしょうか?」

渡辺「私たちは他のチームとは明確に違う価値観を持っています。家庭と仕事とアメフトの尊重です。」

安田「いきなり面白い切り口です。詳しく聞かせてください」

渡辺「スポーツの世界では、全てを犠牲にして競技に集中するという精神が当たり前です。Xリーグの選手はみんな働いている中でアメフトをしている。だからこそ、土日の練習は絶対に休んではいけないという風土がある。冠婚葬祭にも出席できない。しかし、職業や家庭の状況によってはどうしてもそれができない選手もいる。私たちはそんな選手に理解を示すチーム。私たちは創部の時から土曜日の練習をしていません。彼らはフィールドの外で戦っている。我々はその上で勝利を狙い、よりハードルの高いことに挑戦している。」

2児の父である渡辺さん

安田「それでは勝てないだろうという声が沢山聞こえて来そうです。でもなぜか私はとても応援したくなりました。どんな人たちがプレーしていますか?」

渡辺「例えば教師をしている選手が7名います。彼らは土曜日の練習に来れません。でも熱い気持ちを持っています。彼らが挑戦できる環境がうちのチームです」

安田「なるほど、イメージが湧いてきました。実際に日曜日だけで練習は回るのですか?」

渡辺「トレーナー指導の元、日曜日の練習は相当ハードにメニューを組んでいます。自主練をしていない選手は絶対についていけない。だからみんな離れていてもそれぞれトレーニングを積んで、日曜日に成長した姿で揃う」

安田「自主性が強くないとできない運営ですね。このスタイルで運営しているチームは少数派だと思います」

24歳が46歳をマネジメント。

安田「チーム作りで意識していることはありますか?」

渡辺「人が育つ組織です。具体的には若くから責任を与え挑戦させます。」

渡辺「副将に任命した2年目の選手は当時24歳。年上を含めチームメイトを牽引しないといけない。チームは上は46歳の選手から幅広い」

安田「会社では中々経験できない体験ですね。強い信念を持たないとできない」

渡辺「はい、みんながやりたくないことや嫌われ役も買ってでなければなりません。数年前の姿からは想像もできない成長を遂げる選手を何人も見てきました」

副将の中原(左)は24歳(現在25)でチームメイトをまとめる

応援されるチームへ

安田「チームはどこを目指していますか?」

渡辺「応援されるチーム、見てる人に勇気を与えるチームを目指しています」

渡辺「私たちは難しいことに挑戦しています。仕事ファーストで集中してもらっているし、家族ファーストで家族との時間も大切にしてもらっている。勝ちたいなら仕事休んで練習にこい、家族よりも練習にこい、このほうが強くなる。でも私たちはそうではない本当の勝利を目指しています。」

渡辺「もう一つは自主性とモラルを強調し続けています。靴を並べたり当たり前のことをちゃんとやる集団でいることを意識しています」

安田「共感してくれるファンも多いと思います。様々な制約に縛られる中で何かに挑戦している多くの人に希望を与えてほしいですね」

集合写真

資金を集めて何に使いますか?

渡辺「チームの健全運営です。現状は予算が殆どなく、理想を描いても足元のことで精一杯。私が今年から主務になったのもそんな状況を打破したかったからです。これまでは飴野さん(代表)と合田さん(総合統括)に仕事の9割を任せっきり、少しでも私が負担を軽くして将来の投資をできる余裕を作ろうと思いました。」

安田「間違いなく良い方向に前進していると思います」

渡辺「もう一つはチームマネジメントの効率化。現状はハドル(アメフト専用の動画共有アプリ)すら導入できていない。それくらい選手個人が月々数千円払えば良いじゃないかという声もあるかも知れませんが、部費を始め色々負担している中で更にと考えると軽くない。そういったところを一つずつ整備して行きたい。」

安田「独身ならまだしも、家庭を持っていたら家族のお金。数千円といってもあれもこれもで増えていくと重いですよね。是非資金を集めて環境を良くしてもらいたい」

あとがき

1992年ゴールデンファイターズは東証一部のアサヒプリテック株式会社をメインスポンサーにクラブチームとして誕生した。しかし2012年スポンサーの撤退から冠スポンサーのない状況が続いている。

今回インタビューするまで彼らのことは試合でプレーする姿しか知らなかった。しかし、今回のインタビューで彼らが様々な環境で戦いながらフットボールをしていること、チームが選手や家族、職場を大切に思いながら運営をしていることを知り、その姿勢から土曜日の練習を行わない英断など、胸に刺さるものがあった。彼らのようなチームが一勝をあげる価値を深く感じたと共に、これからのチームに期待が持てた。安田

ゴールデンファイターズのHPはこちら

転職支援ツギナニスルのHPはこちら

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